続・はぐれ実績解除 ー慎重派ー

慎重派な実績厨によるプレイ日記と実績解除報告。ネタバレを含むので閲覧注意!

Tails of Iron まとめ

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ゲームデータ

発売日:2021/09/17
開発元:Odd Bug Studio
発売元:United Label
ジャンル:アクション・アドベンチャー, RPG
インストール容量:1.22 GB
公式サイト:公式サイト
攻略サイト:Tails of Iron 攻略

どんなゲームなの?


「カエル軍を壊滅せよ!」

イギリスのマンチェスターに拠点を置く、Odd Bug Studio が開発したアクション・アドベンチャー、RPG ゲーム。

過去に対立し、鎮圧できたと思われたカエル軍の逆襲。王を目の前で殺され、王国をめちゃくちゃにしたカエル軍を再び制圧するネズミのレジーの奮闘記。

ソウルライクなアクションが癖になる 2D ゲーム。

本作の概要と特徴

Tails of Ironは、紛争が蔓延した過酷な世界を舞台に、極めて残酷な戦いが繰り広げられる壮大なRPGアドベンチャー。プレイヤーはネズミ王の後継者、レジーとして崩壊した王国を再建すべく無慈悲なカエル一族とその残忍な指導者、グリーンワートとの戦いに身を投じることになります。

裏の顔を持つ美しい世界を冒険していると、あなたの力になってくれる個性的な仲間たちに出会うことになります。さらに料理のレシピや強力な武器やアーマーの設計図、地面をかき分け装甲をまとうモグラモービルまで、役に立つものは何でも活用しましょう!

恐怖を乗り越え、兄弟を助け出し、王国を再建せよ。

ここからあなたの物語が始まる…

残酷な戦闘をマスターせよ

カエルゾンビから巨大な幼虫まで、王国にはあらゆる危険が潜んでいます。このような状況を乗り越えるには、相手の攻撃を見極め、臨機応変に行動することが求められるでしょう!ありがたいことに、あなたは弓矢を使った遠距離攻撃はもちろん、カウンター攻撃や致命攻撃などの強力なアビリティを豊富に備えています。

危険だらけの王国を探索

ダグ・コックル(ウィッチャーシリーズのリヴィアのゲラルト役)が贈る深みのあるしわがれた声のナレーションと共に、架空の中世時代を舞台にしたネズミ王国を巡る壮大な冒険に備えましょう。ゴールドを求めてサイドクエストや派閥争いに参加したり、鋭い目を持つ仲間と手を組み競技場で活躍することも可能です。

攻撃をカスタマイズ

必要に応じてレジ―の戦闘スタイルを変化させましょう。重装甲を装備すれば防御力は高くなりますが、回避行動に問題はありませんか?斧の一撃は強力ですが、槍にも素早さ取り回しの良さなどの長所があります。万能なブロードソードはきっとお気に入りの一本になるはずです。

強大なボス戦を乗り越えろ

毒キノコの周囲には危険がいっぱいです。強力なボスに勝利するには常に考え武器を研ぎ澄ますことが肝心です。文字通り冷血な巨大両生類たちにはそれぞれ独自の戦闘チャレンジが用意されており、頂点に立つには良質な装備が必要となるでしょう。

レシピの料理を作り、武器やアーマーを製造しよう

レジ―の砦は、彼の兄弟であるレムレム、バムバム、ダグの家でもあります。レムは冒険で見つけた食材で体力をつく料理を作り、バムは新たな武器やアーマーを入手できる特別な設計図から製造することが可能です。設計図はそう簡単には見つかりませんが…それからダグは王国で受けられるクエストを更新する役割を担っています。

Tails of Ironに無料追加コンテンツ「血塗れの頬髭」が追加され、エンディング後のクエストや2種類の追加難易度モード、新たなボス5体、特別な鎧や武器のコレクション、そして知らないままにしておくべき秘密が実装されます…

暴君グリーン・ウォートは打ち倒され、レジー王の広大な大地は一様に歓喜に沸いていた。だが、先日王位を継いだばかりの救世主には未だ王座でくつろぐことは許されなかった。ネズミ族に伝わる古いしきたりにより、新たな王はその価値を証明しなくてはならないのだ…命をかけた戦いの試練で。

あちこちから集った屈強な戦士たちを倒し、前王の部屋の鍵を勝ち取れ。そこに眠る醜悪な真実とは一体?

あなたのテイルまだ終わらない…
( Xbox.com より)

評価

【 いいなぁと思ったところ 】

  • 温かみのあるグラフィック
  • しっかりと作られたサウンド( SE 含む)
  • 日本語ローカライズ
  • ちょうどよい難易度の死に覚えゲー
  • セーブポイントが多く親切
  • 実績コンプがラクな部類

【 よくないなぁと思ったところ 】

  • 武器防具の種類
こんなに多くする意味ある? ってくらい多かった。30分に1回は新しい武器を入手するくらいな感覚。ほとんどは現在の装備より弱いものが多いため、装備することもなく、ただ入手するだけ。少しもったいないかな。

  • 一部実績にバグあり
掲示板に追加されるサイドクエストクリア系実績があり、そこにバグが存在するようです(管理人は未遭遇)。詳細は「実績コンプした感想」にて。

  • 一歩が少し大きく、調べたり回収するのにまごつく
X ボタンで調べたり、アイテム類を回収するのですが、キャラクターの一歩が割と大きいために回収できる場所を微妙に通過してしまって回収できないことが多かった。ほんの少しのズレではあるものの、何度も遭遇するのでイライラ。

  • リトライ時の数秒の硬直
死亡すると直近のセーブポイントから自動で再開されるのは良いのですが、再開してから動けるまで1,2秒の硬直時間があります。ソウルライクな死んで覚えゲーである本作です。たった1,2秒かもしれませんが、死にまくってイライラしているときに再開してすぐに動かせないのってものすごいフラストレーションが溜まるんですよ。

  • 血塗れの頬髭モード
無料で追加された「血塗れの頬髭モード」。ゲーム自体の評価を下げてしまうほどの難易度に辟易です。ソウルライクゲームが得意な方にはちょうどよいかもしれませんが、万人受けする難易度でないことは確か。歓迎される DLC とそうじゃないのがありますが、本作の DLC は間違いなく後者です。せめて New Game + が実装されていれば評価はもう少し違ったかと。

プレイした感想は、管理人の 本作のプレイ日記 を御覧ください。

 

実績コンプした感想

項目数29、スコア1,090G。すべてオフラインで解除できます。
本作の 気になる実績はこちら をご覧ください(拙サイト)。

20211108154321

実績はすべてオフラインで解除できます。

ほとんどの実績は意識することなく、プレイしていれば解除されるものばかり。中には「特定の敵を倒す実績」があるため、そこはいくらかの運とテクニックが必要になりますが、ソウルライクなゲーム性からしたら理不尽な内容ではありません。

武器と防具をすべて集める実績に関しては、数が多いため取りこぼす可能性があります。また、それに関連して、掲示板のサイドクエスト実績のバグが絡んでくるとその周回では実績コンプ不可になる恐れがあります。

掲示板のクリア済みのサイドクエストは何度でも受注できるのですが、各掲示板の実績が解除される前に再受注してしまうと、その掲示板のクリア実績が解除できなくなるバグがあります。このバグを回避するには各掲示板の実績が解除されるまではクリア済みのサイドクエストを再受注しないこと、です。

それから、2021/11/25に無料の DLC「血塗れの頬髭」が配信されました。当初は実績未実装だったのですが、その後実装されました。3個追加です。2個はクリア後のデータでそのままプレイ&解除できますが、残りの1個は新規に「血塗れの頬髭モード(いわゆる難易度ハード)」を開始してラスボスを倒す必要があります。難しすぎてクリアを諦めるプレイヤーもいるのではないかと推察します。

総評【 ソウルライクゲーム初心者でも楽しめる 2D アクション/ベースゲームのみ実績コンプはラクです 】

  • ゲームプレイ: 8/10
  • 実績コンプ難易度: 8/10(血塗れの頬髭モードクリアが鬼門)

ネズミ帝国の若き王としてカエル王国と対峙していく、ソウルライクな 2D アクション RPG。絵本のようなグラフィック、なめらかで緻密なモーション、丁寧に作られた BGM と SE、ちょうどよいストーリーの長さ、と非常に好感の持てる本作です( DLC については後述)。

ゲーム中の会話はありませんがイラストで表示されますし、マップを開けばマーカーも表示されるので、次にどこへ向かえばよいのか一目瞭然であり、親切設計です。

RPG と書きましたがレベルやスキルなどはなく、ハクスラゲームに代表されるような「武器を取っ替え引っ替えして強くしていくゲーム」です。普通にプレイしているだけでも30分に1回は武防具が手に入り(必ずしも毎回強い武器ではありませんが)、まさに取っ替え引っ替えです。

敵はカエル、グラブ(甲虫)、モート(羽虫)、モグラ、アンデッドとなっており、それぞれに攻撃パターンが異なるため、敵に合った攻略法を見出す楽しみもあります。また、武防具もそれぞれに耐性があり、どの程度の効果かは不明ですが殺られにくくなるようです。

11月25日に無料 DLC 「血塗れの頬髭」が配信されました。決闘場でのトーナメント、城内の亡き王の部屋で秘密を探るなど、新たな敵が出現しています。また、難易度が3つに分かれ(おそらくベースゲームは難易度ノーマル)さらに歯ごたえのある戦闘が楽しめるようになりました。ベースゲームがぬるく感じたプレイヤーにはよい DLC だと思われます。

しかしながら、ライトゲーマーには高難易度すぎて面白さや達成感はなく、フラストレーションしか感じませんし残りません。また、高難易度を新規で開始してラスボスを倒すという実績もあるため、この手のゲームが苦手な方にとってはストレスにしかならないでしょう。個人的には高難易度でプレイするのはそれぞれの自由にしておいて欲しかったですね。実績を絡めるな、と。

実績は2つに分けます。1つはベースゲーム分、もう1つは DLC 分です。

ベースゲームの実績は総じて難易度の高いものは少なく、特定の敵を倒す実績以外はラクな部類に入ります。基本的にストーリーに沿ってプレイしていれば意識すること無く解除できるものばかりなのでプレイに集中できるのも良いです。

DLC の実績は3個追加になりました。そのうち2個はベースゲームのクリアデータを使って解除が可能です。残りの1個が最高難易度の「血塗れの頬髭モード」でラスボスを倒さないと解除されません。個人的にはこれが一番余計・厄介であり、しかも頑張って解除したのに 30G しかもらえず、ガッカリ感も非常に強いです。

個人的には DLC が余計な仕事をしてくれたなという想いです。それがなければ2021年の管理人的 GOTY 候補に入っていただけに残念です。DLC が一気に評価を下げた、そんな作品に成り下がってしまいました。高難易度を楽しみたい方もいればそうじゃない方もいる。それを実績にからめて強制的にプレイさせることにした開発の罪は大きく、重いです。

ベースゲームだけで終わっていれば本当に良作でした。実績コンプを狙わなければベースゲームだけ楽しむというプレイもありだと思います。

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