昨日のことですが、ゲーム実況などをアップする国内の YouTuber が逮捕されたと Automaton に掲載されました。
「配信禁止のゲーム場面を配信」したとして、国内動画配信者が著作権侵害で摘発。該当ゲームは『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』【UPDATE】
ガイドラインで禁止されているゲームの場面をアップロードしちゃったり、アニメも「ファスト」コンテンツ化してたらしいですね。こうした YouTuber は氷山の一角だと思うし、もっとえげつないやり方でアップロードして広告収入を得ている者もいるでしょう。
逮捕された方の住むエリアや年齢、名前は公表されているものの、チャンネルまで特定されちゃって。すぐに忘れ去られる案件だとは思いますけど、なんかこう公開処刑に似たものを感じます。
チャンネルを確認したのは昨日の18時頃。その時点で 19,000人 の登録者数、39本の動画でした。おそらく当該動画はすべて削除させられたのだと思います。で、今朝チャンネルを確認したら、登録者数が 12,200人 に減ってました。逮捕されてヤバいと思って登録解除したのかは分かりませんが、違法アップロードを視聴した時点で同罪だと思うんだけどね。トカゲの尻尾切りかよ、無責任すぎるよなぁ。
管理人は攻略サイトを運営しているので、実績解除動画や静止画をキャプチャすることがかなり多いわけですが、運営する前に著作権法を一通り調べまして、著作権法の引用(第32条1項)に該当すると判断しています。
だからといって、絶対に逮捕されないというわけではないと思っていますし、著作権が自由に使えるケースだとしても、グレーゾーンかもしれないわけで。開発側や販売元から指摘があった場合は相応の対応をするつもりです。
今回の逮捕は禁止されていることを解っていてやっていたということが大きいのでしょうけど、目先の収入に釣られると箍が外れるといいますか、足を踏み外すといいますか。後悔先に立たずってやつですね。
そう考えると、任天堂の対応って動画配信者や攻略サイト運営側からしたら神ですよね。すべての開発側、販売元に任天堂と同様の対応を求めることはダメだとしても、ガイドラインをもう少し緩めてもいいのかもしれないとも思います。
ただ、アニメや映画、ドラマ等のコンテンツを「ファスト化」して配信したり、アップロードするのは完全にアウトですよね。編集をしたり、BGM を追加してダイジェスト版に仕上げたとしても、それはオリジナル動画でもないし「引用」にも当たらないんじゃないかと考えます。
攻略サイトの運営は完全にホワイトではなく、あくまでも特例として引用が許されている(と解釈しています)というだけなので、開発側や販売元に迷惑をかけないよう、今後も品行方正に運営していきます。
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