発売日:2021/03/25
開発元:Honig Studios
発売元:HandyGames
ジャンル:ステルス
インストール容量:3.21 GB
公式サイト:公式サイト
攻略サイト:El Hijo: A Wild West Tale 攻略
「母親を助け出せ!」
Honig Studios が開発したステルスゲーム。
“【ストーリー】
小さな6歳の少年El Hijo(エル・イホ)は母親と農場で穏やかに過ごしていた。そんなある日、農場は無法者たちによって襲撃され、無残にも焼き払われた。母親は彼らから息子を守るため、人里離れた砂漠の修道院へとエル・イホを預け、行く先も告げず、何処かへと旅立っていった。一人ぼっちとなったエル・イホは世俗から離れた修道院での生活に馴染むことができなかった。しばらくして、エル・イホは行方知れずの母親を探し出すことを決意し、修道院を飛び出した。
母親の行方を探すことは困難を極めた。過酷な荒野や犯罪が横行する町で、誰も倒すことができない非力なエル・イホは、無法者たちに見つからないように、逃げ、隠れながら愛しい母親の行方を探す旅を続けるのであった…。”
( Xbox.com より)
Velvet Assassin 系の敵が決まった場所を巡回し、それを避けていくステルスパズルゲーム。しっかりと作り込まれていて初見難易度はやや高いですが満足のいく出来です。
温かみのある手書き風のグラフィックは西部開拓時代をきちんと表現できていました。
レベル(ステージ)が進んでいくとガジェットが入手でき、それを使用することができるようになります。全5種類ありましたが、偏ることなく満遍なく使えたのも良かったです。
ステルスというゲーム性ですので、時にはギリギリのタイミングで駆け抜けたい場面もあり。そういうときに限って壁や木箱の角にひっかかって進めないことが多々ありました。
捕まえられずにクリアすることが大目標のゲーム。初見の難易度が高いため、とりあえずクリアしてからもう一度そのレベルを挑戦しようとするとガジェットが没収(所持数ゼロ)になるのはいただけない。なぜに難易度を上げるのか意味不明。
試行錯誤の末にクリア直前まで進むも、そこにミスしやすい(見つかりやすい・捕まりやすい)敵の配置をしているのが正直いやでした。開発の性格の悪さがにじみでているのではと邪推してしまいます。
「この箇所はこのガジェットで切り抜ける」な箇所がわりと多く、自由度が低かった印象があります。プレイヤー各位の思う方法で進められると良かったかな。
プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。
項目数23、スコア1,000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください(拙サイトへ)。
実績はストーリークリア系、収集物系、捕まえられずにクリアする系、縛りプレイ系、累積系(ガジェット使用系)、イースタエッグ系に大別されます。
「69人の子どもを励ます」ことをしながら「29レベルで捕まえられずにクリア」を目指してプレイしていくことが大前提。
その途中で「敵に見られずクリア」「ぱちんこを使わずクリア」「物に隠れずクリア」が設けられているレベルで条件を満たしてクリアしつつ、累積系(ガジェット使用系)を進めていきます。
あとはストーリー進行上とは関係のないイースタエッグ系実績を解除していけばゲームクリア時に実績コンプできているはず。
ステルスというゲーム性のため「29レベルで捕まえられずにクリア」を達成するためにリトライは必至ですが、リトライを繰り返すほどうまく立ち回れるようになるのでそこまでキツくはありません。ですが、最後のレベルだけは運頼みのステルスを無視した構成になっていたのがとても残念。
時間はかかるものの、総じて実績コンプ難易度は高くありません。
ステルス(パズル)としてしっかりと作られています。リトライ必至ゆえ、やり直す回数が増えてくると敵の動作が若干不安定になるところもありましたが、可愛らしい見た目とは裏腹に緻密なロジックはやり甲斐があります。
5種類のガジェットも偏ることなく満遍なく使いバランスがよいですし、エル イホの母親を操作するレベルがあったり、終盤はトロッコで脱出するスピード感あふれたレベルがあったりと豊富なステージ構成も良かったです。
ただ、個人的にはレベル数が29とちょっと多く、確かにレベルごとに飽きさせない工夫はされていましたが、結局はステルスで進むだけなので終盤は食傷気味。
また、移動時に角で引っかかる、クリア直前にミスしやすい構成にしてある(すべてのレベルではない。やり直すのが非常に苦痛)、ゴールがどこだか解りにくいなど、プレイが進むごとに気になったことも多かったです。
会話はなく描画されたシーンで何が起こっているのかを理解できたのは良かったですが、なぜエル イホと母親が執拗に追われていたのかについては何も描画されなかったので消化不良でした。
実績は23個と平均より少し少なめ。レベル数も多く、リトライ必至なゲーム性ですのでサクッと実績コンプできる類ではありませんので、実績数はちょうどよいと思われます。
プレイ日記にも書きましたが、累積系の実績を早く解除したい気持ちから何度も連続でカウントさせていくと実績トラッカーが死亡して解除できなくなる実績があったことを確認しています。クリアまでに解除されればいいか~くらいでプレイすることを推奨します。
レベル0から気を使って敵に捕まえられないプレイをしてきたのに、最後のレベルでステルス関係ないプレイを強いられたのがとても残念でした。
ただ、ゲームプレイが快適であることは確かです。この手のジャンルが好き・得意な方は実績コンプを目指してプレイしてみてはいかがでしょうか。
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