発売日:2022/10/31
開発元:Elseware Experience
発売元:Freedom Games
ジャンル:サバイバルホラー
インストール容量:9.44 GB
公式サイト:公式サイト
攻略サイト:Broken Pieces 攻略
「村で孤立した原因を探し、元に戻せ!」
フランスの Elseware Experience が開発した、サバイバルホラー。
エリスと婚約者がフランスの都会を離れて海岸沿いの村への移住を決心した時、彼女はその後に味わう孤独など想像もしていなかった。
陰鬱な冷戦後の時代、奇妙な環境に迷い込んだエリスは、セント・エグジールの村、カルト教団、そして海岸に聳え立つ灯台を取り巻く謎を調査し、解き明かしていくことになる。
Broken Piecesは、フランスを舞台にした、アクション要素を兼ね備えたアドベンチャーゲームだ。このゲームでは、プレーヤーはブルターニュ地方を彷彿とさせる、架空の村セント・エグジールで目を覚ました30代の女性エリスを操作していく。原因不明の超常現象が頻発する中、エリスは完全に孤独な状態で村に閉じ込められてしまう。かくして、冒険が幕を開けるのだった…
( Xbox.com より)
初代のバイオハザードを彷彿とさせる画面遷移がたまらない。なお、画面遷移はゲームを開始するときに選べる「カメラのタイプ」を「肩越し」にするとバイオハザード4風になる。
オプション設定で変える必要があるものの、日本語が収録されているのはありがたい。
粗さは目立つが全体的にキレイな画質(エリスの髪の毛は大変残念だけど)。サウンド周りも手を抜かず、しっかりしています。
嵐を起こして木を倒して橋にする、季節を冬に切り替えて氷の上を移動して向こう側へ行く、というような頭を使うギミックが心地よかった。ジョージのテーブルは難易度高すぎ。
カットシーン中にガイドボタン(しいたけボタン)を押して一時停止したあとに再開すると音声が消えるバグがあった。また、原因と誘発する動作は不明だが、普通にプレイしていても音声が消えることもあった。
敵は2種類。見た目は一緒で動きが少し異なるだけ、なので寂しい感じ。戦闘も難易度によって異なるとは思うが全体的にマンネリ化していて、ドキドキやワクワクがない。エリスがエイムすると動けなくなのも要因の一つかと。
無バグのゲームの方が珍しいですが、進行不能になるバグがいくつかあったので勘弁してほしい。どれもデータをロードすれば解消しますが。
すべてのカセットテープではないですが、回収しているのに画面に表示が出ないものがいくつかあった。実績解除の条件になっているため、わりと心労が強い収集物だったこともあり、きちんと表示されていたらストレスは半減したとように思う。
プレイした感想は、管理人の 本作のプレイ日記 を御覧ください。
項目数13、スコア1000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください。
実績はクリア系、収集系、ストーリー系、特定の場所で解除系に大別されます。すべてオフラインで解除できます。なお、Xbox 版は「完璧主義者」という実績が削除されています。PS 版と Steam 版は削除されていないことを確認しています。
1周目は収集物(カセットテープ/お土産アイテム)、ジョージのテーブル(パズル)、The Edge をすべて回収・クリアしつつ、特定の場所で解除する実績を意識しながらプレイするといいでしょう。
個人的にはジョージのテーブルが難易度高くて苦労しました。攻略サイトの方にクリア動画を掲載していますのでご参照ください。
2周目は残り1個の実績「高速クリア(ゲーム内時間5日未満でクリア)」を解除して実績コンプです。
5日未満という縛りがありますが、パズルの答えは固定ですし、ゲーム内で答えが判明しないと解けないということもありません。答えが解っていればそこに直接向かって入力すればショートカットになります。初日と2日目でほぼクリアできる準備をしますので、その両日が忙しいですが実績解除は簡単です。
突然、村で一人ぼっちになったエリスがその原因と元に戻す方法を探るため、一人奔走するサバイバルホラー(全然怖くないけど)。初代バイオハザードおよびバイオハザード4に影響を受けたと思われる画面遷移は素晴らしい。
孤立したという設定なので、人間がまったくいない場所を探索するのは不気味で、カラスやカモメなどは普通にいますし、生活感が残ったままの家や村の雰囲気も妙な生々しさがあります。
難易度はリミテッドとコンプリートがあり、実績的には関係ないのでリミテッドを選択しました。また、カメラのタイプもあり、初代バイオハザードのような固定とバイオハザード4のような肩越し(一般的な TPS )でプレイすることが可能です。
システムとしては、午前8時から午後8時まで活動できる時間帯があるという点、エリアを移動するごとに約90分時間が経過するという点、嵐を起こしてギミックを動かすことができるという点、季節を夏⇔冬と切り替えることができる点があります。
初代バイオハザードやメトロイドヴァニアのように「ある場所であることをするには、この場所からこのアイテムを持ってくる必要がある」というゲームプレイになるため、エリア移動は必須となっており、序盤ではまったく何もできなかった場所が終盤で「あーこのアイテムが必要だったんだ」と解ったときは格別です。
敵は決まった場所に訪れると出現する方式です。難易度によりますが、リミテッドでは戦闘率が低かったです。また敵も弱いです。敵は2種類いますが、見た目が一緒で少し動きが異なるだけです。
メインストーリーだけを追うとそれほど時間もかからずクリアできてしまう内容ですが、そこに「ジョージのテーブル」と「 The Edge 」というアクティビティが用意されていてアクセントになっています。
ジョージのテーブルは数珠のような形状のものが箱に入っていて、それをゴールに導くパズルになっていて、難易度は高いです。The Edge は異世界に飛ばされてパズルを解きながらゴールを目指したり、敵のラッシュを乗り越えてゴール目指す内容になっています。ジョージのテーブルは訪れる場所に設置してあるためすぐに見つけられますが、The Edge は季節を切り替えないとポータルが出現しないようになっていて、それを見つけるのが少し大変でした。
収集物はカセットテープとお土産アイテムがあり、お土産アイテムを見つけるのは難しくありません。カセットテープも同様ですが、上述したとおり、回収しているのに画面に表示されないことがあり、後々で気づくためどこで・どのタイミングで入手していたのか整理するのがネガティブに感じました。
実績は13個と少なく、またなぜか PS 版・Steam 版に搭載されている実績「完璧主義者」が削除されているのが不可解ですが、解除タイミングが遅れたり、解除されないといったことはありませんでした。実績コンプ難易度は低いです。
いくつかの進行不能バグは放置されているものの、ロードすれば解消しますし、総じて、かなり楽しめたタイトルでした。TA にも珍しく実績解除に関するコメントがまったくなく、手探り状態でプレイ・実績コンプしましたが、個人的にはおすすめです。未プレイでしたらぜひ触れてほしいと思います。
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