発売日：2024/10/18
開発元：Reflector Entertainment
発売元：株式会社バンダイナムコエンターテインメント
ジャンル：アクション＆アドベンチャー
インストール容量：32.08 GB
Xbox ページ：Xbox ストアページ
攻略サイト：Unknown 9: Awakening 攻略
「アセンダントを壊滅させ、世界を救え！」
Reflector Entertainment が開発したアクション＆アドベンチャー。Unknown 9 というコンテンツの内のゲーム版。
謎に包まれた「Unknown 9」の世界に飛び込み、隠された秘密を解き明かそう。
あなたは、自身の世界と重なり存在する神秘の次元”フォールド”に入る能力を持って生まれたクエスター、ハルーナ。
ハルーナは隠された大いなる真実を探求する道中で、”フォールド”への特別な繋がり方をマスターし、その力を駆使する術を学ぶ。
しかし、そのような力が見過ごされるはずもなく、ハルーナは”フォールド”の力を使い人類の歴史を変えようとする「アセンダント」と名乗る組織に追われる事になっていく。【ハルーナとなれ】
“フォールド”と呼ばれる平行次元に入る能力を持ち、そこから引き出した力を操る勇敢な若い女性、ハルーナとして冒険しよう。【“フォールド”を使いこなせ】
“フォールド”を操る力をマスターし、自分だけのプレイスタイルで戦おう。敵に憑依してコントロールする、弾丸を巧みにかわす、姿を消す、アンブリック・エネルギーを敵に放つなど、戦い方は多岐に渡る。【世界中を旅せよ】
モーリタニアの砂漠、インドの危険なジャングル、19世紀のゴシック様式のポルトガルなど、世界に広がる謎に満ちた場所を探検しよう。【「Unknown 9」の世界に飛び込め】
『Unknown 9: Awakening』は「Unknown 9」の様々な作品で展開されるストーリーの中心に位置する。多層にわたる「Unknown 9」作品に登場する出来事や人物が、より広大な物語を形成している。（ Xbox.com より）
全体的にきれいなグラフィックでした。各チャプターもインドやポルトガルの雰囲気バツグンで、まるでそこにいるかのような描画は素晴らしい。
かなり理解しにくい内容のゲームではあるものの、日本語ローカライズのお陰でなんとかついていけたという感じ。誤字脱字もなく、また全編通じて声優さんによる吹き替えもありました。
ポリコレに寄せすぎたためなのか、ハルーナのデザインがブスすぎて辛かった。あんなに目を剥く必要ある？って思う場面も多々あり、また中盤くらいまでの彼女の性格もブサイクで感情移入はもちろん無理。
ストーリー、戦闘、スキル、すべてが中途半端であり、もっと煮詰めることができたのではないかと思います。
収集物は11種類・総数242個。これらをすべて回収するのは本当に骨が折れる作業であり、勘弁してほしかった。基本的にただ集めるだけでしたし、回収したもの中には情報らしきものが書かれているものもありましたが、全然関係のないものばかりで回収意欲を維持するのが大変でした。
「全体的に中途半端」で少しだけ触れましたが、ここにも書いておきます。
これはどのゲームも基本的にそうですが、本作も使い勝手の良いスキル／悪いスキル が極端すぎた。ストーリーが進むごとにハルーナが使えるスキルが増えていくのはいいとして、そのうちクリアまで使い続けるものは1,2割。
また、スキルポイントを貯めてスキルを習得できますが、発動タイミングが非常にシビアで習得したけど使いにくいためにお蔵入りなんていうスキルも多かった。
スキルに影響を受けるのが戦闘。この戦闘も最初こそ良かったものの、チャプターが進めば進むほどつまらないものになっていって辟易としていました。
基本的に戦闘は複数 VS ハルーナひとりの構成となりますが、彼女のリーチが短いところに敵の動きが早く追いつけない。ガードも頻繁だし、こちらが攻撃中でもお構いなしに敵の反撃が当たる理不尽仕様（敵の攻撃が優先的になるシステム）。自動でハルーナの近くにいる敵にカメラが動くと謳っているが機能しておらず、画面外からの攻撃も多い。
スキルの習得により、ハルーナができることが増えれば敵もそれに合わせて硬くなったり、強い雑魚に進化してしまうので、常に数で押されながらハルーナよりも強い敵を相手にしなくてはいけないのでフラストレーションしか溜まらない。爽快感も動かしていて楽しい気持ちもゼロ。
強くなった雑魚も通常攻撃で満足にダメージを与えられなくなり、新しく習得したスキルもすぐに耐性がつく。どーすりゃいいんだよって感じでした。
本作はチャプターセレクトを搭載しております。多すぎる収集物を取りこぼした場合は非常に助かるものですが、バグがあったのでご報告。
まず『チャプターセレクトでプレイ中はオートセーブが入らず、それ故に正規データには影響を及ぼしません』のような説明書きがあるものの、チャプターセレクトでプレイした後、何回かに一回はデータが上書きされていてクリアしたはずのチャプターが未クリア状態になっていた。
解りにくいと思うで例として挙げると、
みたいな感じです。収集物のデータは別らしくなんとかなりましたが、これはひどいバグを放置しているものです。
プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。
項目数38、スコア1,000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください（ 拙サイトへ）。
実績はストーリー系、スキル系、収集物系、戦闘系に大別されます。
戦闘系は◯◯体を倒すや◯◯回行うのようなものが多く、チェックポイントをロードしても累積されるので簡単に解除できます。ただ、原因は不明ですが、実績によってはチェックポイントをロードしても累積しないものもあります。
収集物がめちゃくちゃ多いですが、取りこぼした場合はチャプターセレクトで補完が可能。ただし、上述したようにチャプターセレクトにバグがあるため、ゲームをクリアしてから回収するのではなく、取りこぼしたチャプターをクリア後に回収に向かったほうがよいでしょう。
収集物について一つだけ。チャプター12の最後に回収できるものはチャプター7の最後に準備をしておかないと回収できません。ここだけ注意です。
難易度ストーリー（最低難易度）で1周＆実績コンプした感想として。
ストーリーは中途半端（ ”Awakening＝目覚め” という意味ではアリかな）、戦闘は苦痛、収集物はクソほど多く、プレイするのがしんどい作品でした。また、各チャプターも無駄に長く、収集物を探しながらだと平均2時間くらいかかり、これもつらい（オートセーブが入るからまだマシだけど）。
個人的には上に挙げた中で戦闘が一番きつかった。ゲーム開始少ししてから初めての戦闘があり、そこでなんとなく違和感を覚えていたわけですが、とにかく敵の動きが気に食わない。一瞬で3～4キャラ分高速で真横に回避する動きとか、画面外からの攻撃とか、こちらのコンボ攻撃を食らっているにもかかわらずそれをキャンセルして反撃をかましてくるとか、フラストレーションしか溜まらない。
ストーリーが進むごとにハルーナのスキルが解禁され、彼女も強くなり、戦闘で苦戦しなくなるかと思いきや、すぐに耐性を持った敵が出てくる。つまり、ずっと敵のほうが強い状態のままゲームが進むため、爽快感なんてありません。そのくせボス戦は味気なく、むしろ雑魚敵のほうが強いまであるのでガッカリ。
それに加えて大量の収集物。取りこぼした場合のチャプターセレクトにバグがあるなど、決して快適とは言えないゲームプレイ。ハルーナの見た目と性格がブス過ぎて感情移入はゼロ。むしろアンチハルーナ化する可能性もあり。ため息しか出ません。
実績は38個と平均的であり、基本的にはあまり意識せずとも解除されていくのでそこは評価できます。バグで解除できないといったこともなく、そこは安定していました。
個人的にはクソゲーまでは行っていないと思います。しかし、かなり ”それ寄り” の作品に仕上がっていることは確実です。したがいまして、オススメできるゲームでないことも確かです。セールで1,000円切ったら買ってもいいでしょうっていうレベルです。かなり面倒くさいゲームプレイになると思うので購入自体もオススメしませんけど。
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