続・はぐれ実績解除 ー慎重派ー

慎重派な実績厨によるプレイ日記と実績解除報告。ネタバレを含むので閲覧注意!

41 Hours まとめ

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ゲームデータ

発売日:2022/10/19
開発元:Eastasiasoft, Texelworks
発売元:Eastasiasoft
ジャンル:シューティング,アクションアドベンチャー
インストール容量:17.19 GB
Xbox ページ:Xbox 販売ページ
攻略サイト:41 Hours 攻略

どんなゲームなの?

「元妻を探し ”デミアージ” を倒せ!」

Eastasiasoft, Texelworks が開発した FPS とアクションアドベンチャーが融合したゲーム。

本作の概要と特徴

現代兵器と先端技術が融合した1人称視点のシューティングゲームで、時空間を自在に操ろう!

ある時は仕事熱心な科学者。ある時は有能な戦闘員。プレイヤーはイーサンとなって、行方不明の妻を探す旅に出よう。『41 Hours』は、激しい銃撃戦と先進的かつ異星人の技術が特徴の、一人称視点の士ネマティックなアドベンチャーゲームです。超人的な力を持つと思われる謎の女性を相棒として、イーサンは通常の武器を携えて、時間の操作、ステルス性を高めるためのクローク、テレポーテーションのためのポータルの使用、そして彼の前に立ちはだかる準軍事的勢力に対する念動力の使い方を学んでいきます。

『41 Hours』は全11章構成。音声収録付きの会話、イラスト付きのカットシーン、戦略的な戦闘シナリオなど、複雑なストーリーが展開されます。その過程で、地球外の環境を発見し、単に戦力だけでは太刀打ちできない頭脳的なパズルを克服していきます。さあ、あなたは、この世界に適応し、生き残り、真実を明らかにできるだろうか?

Xbox.com より)

評価

いいなぁと思ったところ

イーサンのアビリティ

開始序盤からイーサンのアビリティがアンロックされていきます。3種類あって、クローク(透明になって敵が見つからない)、スロー(時間の流れがゆっくりになると同時にシールドを張る)、テレキネシス(物体を持ち上げ移動する)となっています。エネルギーを消費するため、やたらめったらと使うことはできませんが特にスローはクリアまでお世話になる素晴らしいアビリティでした。

ロードが早い

ゲーム容量が 17.19 GB ありましたが全体的に動作が軽く、ロードも早かった。

アップグレード

敵を倒すことで得る XP を消費してイーサンのアップグレードできます。HP やエネルギー、持てる武器の数が増える、銃の部品(スコープやサイレンサー)など、見た目や使い勝手が向上するものがあって良かった。

よくないなぁと思ったところ

目標が大雑把

各章をクリアするための目標や次に向かうべきポイントは画面内に◆で表示される。例えばフェンスに囲われた敷地内に目標があったりすることが多々あり、どうやったら敷地内に入ることができるのか、敷地に入ったら何をすればよいのか、といった説明が一切なかったため、自力で探す手間があり非常に面倒に感じた。大雑把すぎて不親切(◆が表示されるだけマシかもしれないけどね)。

アップグレード

「いいなぁ」の項目に書きましたが、ネガティブに感じることも結構あって。HP やエネルギーなど見ただけですぐに解るものはいいのですが「エネルギーブーストキル」や「距離エネルギーの増加」などよく解らないものもあり、また最大までアップグレードしてもその効果をほとんど感じなかった。またサプレッサー(サイレンサー)をアンロックしても発射音が減ることは1ミリもなく、無意味なアップグレードはやめてほしい。

さらにすべての項目を MAX にしているのに敵を倒して XP を得た際に「アップグレードできます」の表示が出続けるのもいただけない。

操作性

イーサンを動かして銃を撃って敵を倒すといったことは普通にできます。気になったのは以下の点。

ダッシュ

LS 押し込み + 行きたい方向でダッシュできるが、押し込み深度が少しでも浅くなると止まってしまう。スタミナもなく延々とダッシュできるわけですが、ダッシュし続けると左手親指が限界を迎えます。押し込みは無理でしょうよ。

 
銃器の交換

Y もしくは B ボタンでしか銃を交換できない。序盤のように2種類しか銃を持っていない場合は問題ないが、アップグレードをして最大で6種類の銃を持てるようになると交換したい銃が出てくるまで何度もボタンを押さなくてはならず非常に面倒くさい。暗視ゴーグルやレーザーポインターは LB の長押しでリングメニューが表示されるのに銃の交換はまどろっこしい。Y もしくは B 長押しでリングメニューが開く設定にできなかったものか。

銃を完全に手に持ち替えるまで Y or B が反応しないこともイライラの種です。

テレキネシスとレアへの指示

テレキネシス自体は十字パッドの左ですぐ発動できるが、物体を持ち上げたあとの操作が面倒くさい。Y と B で物体を前後に動かせるが連打しないといけない(連打については説明なし)のでイーサンを前後に動かして位置調整したほうが早くなってしまう。また、持ち上げた物体を縦や横に回転することができないため、プレイヤーが想定した置き方ができずイライラする。にも関わらず、物体を置かないと目標を達成できない、先に進めないようになっていることがわりとあって本当に酷い。

レアの指示も発動自体は問題ないが、十字パッドの下を長押ししながら LT を押させるなどやりにくい。まぁ、使用頻度は低いけど。

説明不足&代わり映えしないボス戦

第3章の終盤からボスが登場するが、どうやったら倒せるのか説明がゼロ。何度か試して緑のシールドになったときだけ攻撃が通るとか解らないでしょう。また、ボスは以降のほとんどの章の最後に出現するが見た目がちょっと変わっただけなので緊張感も面白味もない。出現させる意味は?

広すぎるマップ

「目標が大雑把」とも少し被るが、マップが広すぎて中盤以降は探索も無視して目標ポイントだけ向かうようになってしまった。これならば一本道にしたほうがまだ良かった。また、”インテルスニペット” というランタン型の収集物もあり、広すぎるマップのどこに配置されているかも解らないので探すモチベーションがまったく上がらなかった。

難易度調整のおかしい章がある

本作には難易度が4段階あります。実績解除の条件になっていないので最低難易度でいいわけですが、章によって難易度の差に大きな開きがあるように感じました。突出して難しいのは1,2個ですが、それ以外との難易度の差があまりにも大きいので調整がおかしいと感じてます。中盤なのに敵を倒すことすら難しく、ほぼ逃げ回るような章もあれば、最終章なのに敵の出現頻度や数が第1章よりも少ないとかあって、その差にガッカリします。

プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。

実績コンプした感想

項目数28、スコア1,000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください(拙サイトへ)。

実績はストーリー系、収集物系、キル系に大別されます。

キル系と収集物系はチェックポイントをロードでは累積されていかないタイプ。実直にカウントを稼いでいきましょう。なお、死亡したりオートセーブ前にタイトルに戻るとカウントがリセットされるので、こまめに手動セーブすることを推奨します。

キル系の中に「レアの能力で10,20,30体キルする」というのがあり、これはレアの自爆攻撃で規定数キルする条件ですが、自爆するまでの時間に敵が離れてしまうことが多々あり、狙ったようにキルできないので要リトライ・要忍耐。また、レアは第3章終盤から第9章クリアまでいなくなるので第2章クリアまでには解除しておきましょう。

一部の実績に条件を満たしていないのに解除される現象が確認されています。システム的にはカウントしていたということでしょうが、プレイする側からするとあやふやな印象を受けるので、こういうところはしっかりやってほしいです。

しかしながら、総じて実績コンプはラクな部類に入ります。

総評【 駄作/実績コンプはラクな部類 】

  • ゲームプレイ:2 / 10
  • 実績コンプ難易度: 2 / 10

サイボーグになり人間だった頃の記憶がなくなった元妻レア(人間のときはクララ)を探し求めるイーサンが主人公の FPS,アクションアドベンチャーゲーム。

序盤から便利なアビリティが使えて(クロークやスローは最高)サクサク進むので良い感じと思いきやゲームが進む毎に不満点が徐々に出てきます(感じ方には個人差あります)。

FPS としてはギリギリ及第点ではありますが、大雑把に目標地点だけ表示されるシステムゆえにアクションアドベンチャーの部分にストレスを感じます。表示された場所にどうやっていけばいいのか、着いたけど何をすればいいのか、といったことがまったく言及されないためです。

基本的には難易度も低く、ダラダラと進んでいくのですが、一部の章だけやたらと難易度が高く設定してあって、しかも理不尽。クリアしてみて思うのは章全体の難易度調整に失敗していると感じました。

テレキネシスを使って物体を置き、それを足場にして進むパートも操作性が悪いために狙った置き方ができず猛烈にストレスが溜まります。武器を交換するシステムも本当にクソであって、開発はちゃんとプレイしたのかなと疑問に思います。

このようなゲームですから物語も期待できません。お決まりの有耶無耶終了でした。これはこれでアリなんでしょうけど、もうちょっと描いて欲しかったですね。

実績コンプはラクとは言え、肝心のゲーム性に難があります。普通に動かせてプレイできるだけ全然マシですが、やっつけ仕事までは行きませんが雑な仕事だということは伝わってきます。ですので、わざわざ駄作の本作をプレイする必要はないかなというのが個人的な感想です。

クソゲーではありませんので気になった方はプレイしてみてください(ここまで読んで ”やってみよう!” と思える方がいるかは解りませんが笑)

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