続・はぐれ実績解除 ー慎重派ー

慎重派な実績厨によるプレイ日記と実績解除報告。ネタバレを含むので閲覧注意!

Maid of Sker まとめ

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ゲームデータ

発売日: 2020/07/28
開発元: Wales Interactive
発売元: Wales Interactive
ジャンル: アドベンチャー
インストール容量: 6.10 GB
公式サイト: 公式サイトへ
攻略サイト: Maid of Sker 攻略

どんなゲームなの?


「スカーホテルで起こった騒動を解決せよ!」

ウェールズの Wales Interactive が開発した、スカーホテルを舞台としたステルスアドベンチャー。
Xbox では本作を含め18作リリースしています。

スカーホテルの社長の娘・エリザベスから SOS を受けた作曲家のトーマス・エヴァンスが主人公。聴覚を頼りに徘徊する人間を避けながらホテルの内外を探索し、ホテルに隠された秘密と騒動を解き明かします。

本作の概要と特徴

Quiet Ones(物言わぬ者達)の悪夢に立ち向かいましょう。パニックにならず…息をする音も立てないでください!「Maid of Sker(メイド・オブ・スケー)」は、イギリス民話の血みどろで不気味な歴史を持つ人里離れたホテルを舞台にする、一人称視点のサバイバルホラーゲームです。防御のためのサウンドデバイスのみを身に付け、ステルス戦術を駆使してサウンドベースのAIによる敵の集団の中で生き残りましょう。1898年を舞台にした、エリザベス・ウィリアムズによるウェールズの怪奇物語に触発されたこのゲームは、ホテルの敷地内で起こる息の詰まるような拷問、奴隷、海賊行為、そして超自然現象に突き動かされた一家の物語です。( Xbox.com より)

評価:”縛り実績” が足を引っ張る作品になってる

【 いいなぁと思ったところ 】

  • グラフィック
  • 不気味なホテルの世界観と雰囲気
  • 効果音
  • ロード短し ( Series X だから?)
  • 日本語ローカライズ

【 よくないなぁと思ったところ 】

  • 暗くて眼精疲労が半端ない

不気味で怪しい荒廃したホテルの世界観を壊さぬよう、全体的にグラフィックは暗め。オプションで輝度とガンマは調整できるが、HDR 画質でもなんとなく画面に膜がかぶったような感じで眼精疲労が半端ないです。

  • 縛り実績

「アイテムを使うことなくゲームをクリア」「敵の攻撃を受けることなくゲームをクリア」「セーブは1回だけでゲームをクリア」など、縛り実績の難易度が割と高くてストレスだった。必要なところだけプレイすれば1時間ちょっとで終わるゲームをわざわざ周回させる実績はいりません。

  • 手動セーブのみなのに……

ゲームはバイオハザードのように手動セーブのみ。ただし、チェックポイントをロードすると進捗情報だけはオートセーブされるというクソ仕様なため、上述した縛り実績を解除するために本体を再起動しないといけないシステムは本当にダメだと思う。

  • セーブしないと発生しないイベント
プレイ日記にも書いたが、終盤のあるイベントは近くの蓄音機でセーブしないと発生しないというクソ仕様 (2回目)なため、「セーブ1回でゲームをクリアする実績」を解除する際は終盤までノーセーブでプレイする必要があり、さらに中盤には即死トラップ部屋があるという超ダメダメゲーム。それならばセーブ1回ではなく、3回でクリアなど条件を緩めるべき。

プレイした感想は、管理人の 本作のプレイ日記 を御覧ください。

 

実績コンプした感想

項目数30、スコア1,200G。すべてオフラインで解除できます。
気になる 本作の実績はこちら (拙サイトへ)。

20201201161555

実績は収集系、エンディング系、縛り系に大別されます。

エンディングは相反する実績であり、また縛り系実績もあるため、コンプするには最低でも2周は必要。管理人的には3周で実績コンプを狙うのが精神衛生上よろしいのではないかと思います。

「●●せずにゲームをクリアする」系の実績は人によってはかなりストレスを覚えますし、2周目からはプレイするのも面倒に感じるゲーム性ゆえ、実績コンプ自体はゆるいですが積極的にはオススメしないゲームです。

(2021/06/10追記)
2021年5月下旬にアップデートが行われ、FPS チャレンジモードが追加 (無料)されたことにより10個200Gの実績も追加された。本編同様にクソモードなので注意。

総評【 雰囲気はいいけど周回プレイは不向き。駄作です 】

  • ゲームプレイ: 2/10
  • 実績コンプ難易度: 6/10 (縛り実績が面倒) 8/10 ( FPS チャレンジモードがえげつない)

大変な割には実績コンプしてもうれしくない (報われない)作品!

視覚を奪われた人間が徘徊する荒廃したスカーホテルを舞台に、そうなってしまった原因を解決するため、エリザベスに呼ばれた作曲家が奔走する一人称のホラー、ステルス、アドベンチャーなゲーム。

賞味期限は短く1周までか? 周回プレイに適していないゲームなのに無理に周回させようと準備した「縛り実績」が逆に苦痛なプレーとなっていて本当に残念。バイオハザードの影響を受けているのか不明だけど、ゲームプレイが面白くないから辛いだけ。

また、上述しましたが、セーブをしないと終盤のイベントが発生しないという狂った仕様のせいで「セーブ1回でクリアする」の実績が事実上の「ノーセーブでクリアする」に切り替わってしまっている件は本当に酷いと思うし、中盤に即死イベントを用意する開発側もどうしようもない。セーブしないとイベントが発生しないなら、実績解除条件をもう少しゆるくするべきだったのでは。

もっさりとした主人公の動き、執拗に追いかけてくる敵 AI ( Mafia II かよ)、面白味も挑戦したい気持ちも湧かない縛り実績など、不気味なホテルというゾクゾクする設定なのにシステムがそれを打ち消して駄作に成り下がっている作品です。

穿った見方をすれば Game with Gold で配布されるからお察しってところでしょうか。個人的には合わないゲームでしたね。セレクトしたのは自分ですけど、こんなのを Series X の初プレイにしてしまって申し訳ないという気持ちにまでさせるゲームでした。

(2021/06/10追記)

FPS チャレンジモードをプレイ&実績コンプしましたが、本作がシューター向けじゃないというのが改めて理解できたモードでした。武器を扱えるようになった「だけ」で、爽快感もなく、苦しいプレイは相変わらず。ステルスとシューターは融合しません。本編で我慢に我慢を重ねてステルスプレイしてきたそのストレスをこのモードで解消できると思ったらそうはいきません。さらにストレスがかかります。開発ってこのゲームの評価を下げたいんでしょうかね? もうアップデートはいらないよ(笑)

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