続・はぐれ実績解除 ー慎重派ー

慎重派な実績厨によるプレイ日記と実績解除報告。ネタバレを含むので閲覧注意!

Werewolf: The Apocalypse – EarthBlood まとめ

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ゲームデータ

発売日:2021/02/04
開発元:Cyanide
発売元:Nacon
ジャンル:アクション RPG
インストール容量:11.61 GB
公式サイト:公式サイト
攻略サイト:Werewolf: The Apocalypse – EarthBlood 攻略

どんなゲームなの?

「エンドロン社を壊滅させ、アースブラッド・プロトコルを防げ!」

フランスの Cyanide が開発したアクション RPG 。

本作の概要と特徴

著名なロールプレイングゲームを原案とした、獰猛な戦闘と神秘的な冒険に満ちたユニークな体験。
あなたはカハル。強きガルゥだ。理性を失い破壊的な業怒に飲まれた後、放浪の旅に出ることを選んだ。カハルは贖いと血の旅路で、同志たるガルゥ達と、地球を荒廃させる破壊的な精霊であるワームに仕える巨大石油企業エンドロンとの壮大な戦争で、重要な役割を果たすこととなる。
彼は狼に、そして巨大で凶暴な獣クリノスに変身することができる。
各形態にはそれぞれ特徴がある。狼は見つからないよう隠密行動ができ、人間時のカハルは他の人々と会話ができる。そして狼人間は業怒を解き放ち、敵をバラバラに引き裂くことができるのだ。

Xbox.com より)

評価

いいなぁと思ったところ

美麗なグラフィック

本作を起動して最初のイントロ部分を観ましたが、カハルの肌、髪などの質感がとてもよく出来ていました。実際のゲームプレイやゲーム間のカットシーンはだいぶ見劣りしますが、それでも水準の高いグラフィックでした。

日本語ローカライズ

12言語に対応していて、日本語も収録されていたのが良かった。違和感を覚える翻訳はなく、変なところで改行されていることもありませんでした。ただ、登場人物のエイバについてはアヴァという表記になっていて、そこが統一されていればなお良かったです。

よくないなぁと思ったところ

アクション「 RPG 」?

ジャンルはアクション RPG ということでしたが、個人的には狭義の意味でも RPG の要素はあまりなかったと感じています。収集物を回収して得られる経験値でスキルをアンロックすることが RPG というのであれば、それはちょっと違うかなと感じています。

戦闘が単調

これは管理人が難易度イージーでプレイしたことも原因になっていると考えられますが、とにかく戦闘が面白くなく、ただボタンをポチポチして敵を殴りまくるだけだったので、正直つまらなかった。敵の種類があまり多くないというのも原因の一つに挙げられるでしょう。

スキルをアンロックしても強みを感じない

スキルは20個ほど用意されてありましたが、ほとんどのスキルはアンロックしても利便性や優位性を感じられず。

ステルスさせる気なし

序盤こそステルスでエリア内の敵を殲滅できましたが、それ以降はどう考えてもステルスで切り抜けるのが無理な配置になっていてガッカリ。それでもなんとかステルスできるルートを模索しましたが出来ず、結局は敵が配置されているエリアに入るとすぐに戦闘開始するようになってしまったのは残念。戦闘でもステルスでも、どちらでも切り抜けられるような配置だったら良かったと思います。

 

全体的に動きがもっさり

主人公カハルの動きがもっさりしていて、特に戦闘時はそれが顕著でした。アクション RPG を謳うのであれば、戦闘時の操作性はとても重要だと思うのですが。後述するカメラと相まってフラストレーションが溜まる原因になります。

カメラワークがクソ

通常時は問題ありませんが、戦闘時におけるカメラワークが悪かったです。カハルとカメラの間に壁や障害物が入ることは茶飯事で非常に見にくい&やりにくい。また、戦闘を派手に感じさせるためなのでしょうけど、敵の攻撃を受けたときや爆発したときにわざわざぼやけさせるエフェクトがあり、これは単純に見にくいだけなのでいらなかった。上述した動きもっさりに加え、カメラワーク、見にくいエフェクトが揃うとイライラは MAX に。

チャプターセレクト機能なし

収集物が160個超えと多く、回収後もオートセーブを通過しないと記録されない仕様であるにも関わらず、取りこぼしたときの救済措置になるチャプターセレクト機能がなかったのは非常に残念。チャプターセレクト機能が搭載できないのであれば収集物の数を減らすとか、回収した時点で記録されるとか、プレイヤーのホスピタリティを充実して欲しかった。

メタルな BGM はどうなのか

ゲームの雰囲気をぶち壊すメタルな BGM は本作を起動した直後に違和感として残り、それはクリアしても慣れませんでした。

プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。

実績コンプした感想

項目数43、スコア1000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください。

実績はストーリークリア系、収集物系、決まった条件で敵を倒す系に大別されます。すべてオフラインで解除できます。

決まった条件で敵を倒す系は「敵を◯◯体倒す」のようなものですが、倒した後にチェックポイントロードしても累積していくので楽に解除できます。

収集物はストーリーと精霊の2種類があり、合計で164個あります。上述したように取りこぼすと面倒なことになるので、慎重に回収していきましょう。

ストーリークリア系実績の中で終盤に相反する実績が2個ありますが、片方を解除してゲームをクリアしたあとに最終レベルを最初からやり直せばもう片方の実績も解除できます。新規で2周する必要はありません。

総評【 及第点/実績コンプはラクな部類 】

  • ゲームプレイ:3 /10
  • 実績コンプ難易度: 3/10

獣人族 VS バイオ開発会社との戦いを描いたアクション RPG。ライトなゲーム性ながら、ストーリーはわりと重厚なものになっています。

普段はヒトの形で活動し、狭い所は狼になり、戦闘になれば獣人になって対応するという点は良かった。また獣人は俊敏フォームと剛重フォームがあり、力は弱いが素早く動いて撹乱したり、動きは遅いが強力な攻撃で圧倒したりと、戦況に応じて瞬時に切り替えられる点も評価できます。
しかしながら、戦闘は序盤以外は間延びした印象、且つ、単調であり、ボタンをポチポチ押しているだけで終わっていくので面白くなかった。動きがもっさり、クソなカメラワークなどもそれを助長していたように思います。さらに戦闘終了後は HP が全回復する仕様であったことも大きく、便利な反面、敵の攻撃をしっかり回避したり戦略性を持って応戦したりということが一切ない「脳筋プレイ」になってしまったことも単調さに拍車をかけていたように思います。スキルをアンロックしても強くなった感を味わえなかったことも要因の一つです。ウェーブ制の戦闘も地味に長かった。

実績はストーリー実績を主体とし、そこに敵を規定数倒す実績や収集物実績があるといった構成で、実績コンプ自体は簡単な部類に入ります。43個とやや多めではありますが、1周 + α で実績コンプできるのはありがたい。
ただ、収集物の数が多いこと、チャプターセレクト機能がないため取りこぼしたらアウトという点はいただけない。

ライトゲーマー、マイナー好きゲーマー、実績コンプ狙いのゲーマーさんにはおすすめですが、普段からミリオンセラー級のタイトルしかプレイしないゲーマーにはちょっとキツいもしれません。没入感が浅いので。

よって、当サイトとしては「及第点」という評価とさせていただきます。別の表現なら「微妙」「無理してやる必要なし」「遊ぶゲームがないときの代替」くらいでしょうか。お察しください。

なお、それでも気になっている、プレイしてみたい、実績コンプしたい、という方は以下をお知らせしておきます。

本作の注意点として「Xbox Series X|Sバージョンの Werewolf: The Apocalypse – Earthblood は Xbox One でプレイできない」ので、購入する際はお持ちの本体に合わせてオーダーする必要があります。

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