
発売日:2023/08/11
開発元:BlueTwelve Studio
発売元:Annapurna Interactive
ジャンル:アクション・アドベンチャー
インストール容量:7.77 GB
公式サイト:公式サイト
攻略サイト:Stray 攻略
「アウトサイドを目指せ!」
イタリアの BlueTwelve Studio が開発した アクション・アドベンチャーゲーム。
家族からはぐれ、見知らぬ世界に迷い込んだ一匹の野良猫。この長い間忘れ去られたサイバーシティから脱出するため野良猫に求められていること…それは古代から解き明かされていない謎を解明することだ。
『Stray』の舞台は細部まで緻密に描写された衰退したサイバーシティ。プレイヤーは猫となり三人称視点でネオン街や、ダークな雰囲気の裏路地を自在に歩き回り、真相を追っていく。どこか影のあるロボット達、そして危険なクリーチャーだけが存在する世界。招かざる者を寄せ付けないこの世界で、ある時は猫しかたどり着くことのできない高所へ、またある時は狭い隙間を潜り抜け、脅威から身を守り、この異世界の謎を解き明かしていく。
野良猫視点でこの世界を観察し、頭を使ってこの環境で生き残るのだ。時には忍び足で、時にはすばやく、場合によっては滑稽な動きが求められる。そして時にはうんざりするほどしつこいこの異世界の奇妙な住人たちに対処しなければならないこともある。
途中、猫は「B-12」と名乗る空飛ぶ小型ドローンと友達になる。新たに出会ったドローンとタッグを組み、助け合いながらこの異世界からの脱出を目指すのだ。
開発者はフランス南部を拠点にゲームを制作する少数精鋭のクリエイター集団 BlueTwelve Studio。『Stray』は、クリエイターよりも猫の数が多いチームが手掛けたオリジナルタイトルだ。
( Xbox.com より)
これまでも猫を主人公としたゲームはたくさんリリースされていますが、本作ほど猫のグラフィックと挙動がリアルなゲームに出会ったことがありません。猫好きにも納得のクオリティです。
非常に美麗なグラフィックに加え、各チャプターのデザインも秀逸。一切の手抜きを感じません。
ストーリーがしっかりしているので日本語でプレイできて助かります。意味不明な翻訳や文字化けもありませんでした。
飛び移ったり、登れるところに近づくと A の表示が出てジャンプできるだけ。プレイヤーが自由にジャンプできないことで、少しのまごつきや想定とは違う場所にジャンプしてしまうなどが起こりました。
各場面の臨場感を MAX に体験してもらうための措置なんでしょうけど、振動が強すぎる場面がわりとあり、バイブの音も大きくなってしまって耳障りでした。もう少し弱くて良かったかな。
バグなのか仕様なのかは不明ですが、チャプター選択すると前のチャプターで取得したアイテムが消えてしまうことを確認しています(チャプター4で取得したポンチョ)。消えてもまた取得しなおせば済む話ではありますが二度手間ですよね。
プレイした感想は、管理人の プレイ日記 を御覧ください。
項目数24、スコア1000G。すべてオフラインで解除できます。 本作の気になる実績は こちら をご覧ください。
実績はストーリー系、条件を満たしてクリア系、収集物系、イースターエッグ系、スピードランに大別されます。
収集物系は取りこぼしてもチャプター選択で補完できます。
条件を満たしてクリア系は該当するチャプター内のパートで「捕まらない」「倒さない」「見つからない」でクリアします。
イースターエッグ系はちょうどよい言い回しが思いつかなかったのでこのように書きましたが「紙袋を被る」「レコードをひっかく」など、プレイ中に気づいて実行すれば解除できる実績です。
スピードランは「2時間以内にクリアする」です。
総じて実績コンプ難易度は低いですが、プレイヤーによっては「条件を満たしてクリアする系」が難しいかもしれません。
1匹だけ群れからはぐれてしまった猫が迷い込んだインサイドシティ。B-12(ドローン)やシティで暮らすロボットたちの協力を得ながらアウトサイドを目指す物語。
おそらく猫のモーションキャプチャーを行ったことで猫特有の仕草がほぼ完璧に再現されている他、インサイドシティのサイバーパンクな雰囲気とデザイン、ZURK と見張兵(敵)の存在により引き締まる難易度、そして引き込まれるストーリーが上手にミックスされて素晴らしい作品になっています。
個人的にはクリア後の様子までしっかり語られていたらパーフェクトでしたが、「そこはプレイヤーの想像にお任せします」という開発のやり方も評価できます。
実績も意識せずプレイことで解除されていくものが多い中で、気づかないと解除できない実績も用意されており、また少々の運要素とリトライが必要な実績もあってバランスが良かったです。猫に掛けた実績名(ニャンク・シュートやニャロディ)もあり、猫好きには堪りません。
少数精鋭のスタジオ(人間よりも猫の方が多いという話)で作られたとは思えない出来栄えです。猫愛だけでなく、ゲーム愛もしっかり詰まった良作です。猫好きのみならず、未プレイの方はぜひプレイしていただきたいです。
Protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
まだコメントがありません。