続・はぐれ実績解除 ー慎重派ー

慎重派な実績厨によるプレイ日記と実績解除報告。ネタバレを含むので閲覧注意!

2024年 実績コンプしたゲームたち

コメント(2)

今年最後のエントリーとなります。

さっそくですが、今年実績コンプしたタイトルをご紹介しながら総評を書いていきます。

1. Tails of Iron(2024/01/12)

2023年12月19日にタイトルアップデート2 がなされていて、それに気づいたのが年明け。約2年の開発期間をかけてリリースされたタイトルアップデート2 はやはりノーマルでも高すぎる難易度に辟易しながらのプレイでした。それでもやり直している間に少しずつ成長を感じられるわけですが、正直ここまで難しくしなくてもいいよっていう想いしかなく。個人的には楽しいという感情よりも難しすぎるので面倒くさいとか、やりたくないって感情の方が先に出ちゃう。今後もアップデートは続くのだと思います。あぁ、憂鬱すぎる。追加実績は苦労して6個、220G にしかならないのも不満ですね。開発は実績厨のことを解ってないんだよなぁ。

攻略サイト ⇒ Tails of Iron 攻略

2. Murder Mystery Machine(2024/01/24)

ポリスプラザ DCA 本部に舞い込む事件を解決していくアドベンチャーゲーム。肝は各現場で多数の証拠を入手し、それらを結論関連付け(正しい結論に導く)していくこと。単純な話、開発が用意した答え(結論)にたどり着ければいいわけですが、この答えの2,3割は「なぜそうなるの?」というものがあり、結論関連付けに手を焼くゲームになってしまっていたのが残念。また、エピソードをクリアすると各現場のリプレイが可能になるのだけれど、そこで A+ 評価を獲得してもバグで実績が解除されないのが実績厨としては非常に痛かった(ニューゲームで最初からやり直すハメに)。隠しアイテムや各エピソードを A+ 評価でクリアすることでキャスとネイトの衣装がアンロックされるなど、事件とは関係ないけれど、やりこみ要素が準備されていたのは高評価。開発が用意した答えにたどり着けないことと、リプレイバグがなければ地味に良作だったのにねぇ。管理人がプレイしたバージョンは1.0.3なので、アップデートされたらバグが解消されるかもしれない。

攻略サイト ⇒ Murder Mystery Machine 攻略

3. Sable(2024/01/29)

2022年12月にタイトルアップデートが来ていたことを2024年初頭に知る管理人。いや焦りました~。そして、当時はゲーパスでプレイしていたので、現在は外れていたため起動できず、追加実績3個(110G)のために約3,000円で購入しました。とほほ。主に砂漠で釣りをして魚をゲットしてくるストーリーが追加されました。それに加え、全エリアに生息する全種類の蝶を集めるお使いもありました。蝶は出現場所が固定なので全然無問題だったんですけど、魚については「ここで必ず釣れる」ということが非常に少なくて苦戦しました。ただ、トゥーンレンダリングで描かれたグラフィックは相変わらず心地よかったです。タイトルアップデートが配信されてから1年以上音沙汰ない状態ですから、おそらくこれで終わりかと思います。

攻略サイト ⇒ Sable 攻略

4. Last Labyrinth -Lucidity Lost-(2024/02/06)


©2016 AMATA K.K. / LL Project

2019年に VR 専用ゲームとしてリリースされたゲームが2023年、VR 機器なしでも遊べる -Lucidity Lost- として生まれ変わりました。車椅子に拘束され喋ることができない主人公と謎の言語を話す少女カティアと協力して謎の館から脱出するアクション&アドベンチャー。主人公ができるのは「誘導レーザーで指示を出す」と「 YES/NO をするための首の動き」のみ。基本はパズル部屋を解いて脱出 ⇒ ループして最初の部屋に戻る ⇒ 今度は別ルートで進んでパズル部屋をクリアして……というのが流れ。ゴールが異なるため、マルチエンディングを採用しています(ほぼ大差ないけど)。ゲーム性やシステムはよろしいのですが、パズルの解法を誤ると何度も死亡シーンを観るハメになったり、テンポの悪い動物将棋を何度もプレイするのは個人的にけっこうな苦痛でしたね。マルチエンディングということなのでストーリーはあってないものであり、盛り上がることもなく淡々とプレイすることになるので中盤以降はダレてました。まぁ、パズルの難易度が高かった(感じ方には個人差があります)ので、そこで相殺かな。

攻略サイト ⇒ Last Labyrinth -Lucidity Lost- 攻略

5. BROKEN MIND(2024/02/10)

ライブ配信中に誘拐された少女を救出するために犯人を追うと、5年前に失った自分の娘の誘拐犯だったというストーリー。復讐に燃えるフランク・モーガンを操作して犯人を追っていくサバイバルホラー。とは言え、ホラー要素はかなり控えめ。個人的に「得意ではないけど好きな謎解き」「ステルス」がちょうどよく準備されていて好印象。また、開発者の想いを感じられる丁寧な作りのゲームで、とても満足のいくゲームプレイでした。実績解除も簡単で2,3時間でコンプできますし、タイトルアップデートのお陰で 2,000G をサクッと積み上げられるのも良き。地味ながら良ゲーでした。これはおすすめです。

攻略サイト ⇒ BROKEN MIND 攻略

6. Clash: Artifacts of Chaos(2024/03/11)

特徴的なトゥーンレンダリングで描かれるゼノゾイクの世界を主人公スエドと少年(黒い鳥)が旅する物語。Zeno Clash というシリーズ物の3作目。いわゆる “ソウルライクゲー” な位置づけになっており、何度も死にながら敵の攻撃モーションを覚え、少しずつ対応できるようになってきます。スエドを含む、登場人物のデザインが好き嫌い分かれそうなゲームですが、パンチやキックといったアクション全般はプレイヤーのイメージ通りに動かせるので満足感は高い。敵を倒して経験値を得、それを元にスキルをアンロックしていく RPG の要素もあり、少しずつ強くなったスエドを感じられるのも良き。どこに向かえばいいか解らない、行っても分岐だらけのマップに辟易するなど、いろいろとネガティブな箇所も多かったですが、平均的な出来じゃないでしょうか。実績は21個とやや少なめですが、サクッとコンプできるゲームではないので、しっかり時間が取れるときに集中してプレイしたいところ。

攻略サイト ⇒ Clash: Artifacts of Chaos 攻略

7. Dead End City(2024/03/14)

北斗の拳や MAD MAX を彷彿とさせる世紀末を舞台に「スコーピオ」という無慈悲な集団を1台の車で壊滅させるストーリー。ジャンルは縦 STG となっていて、ライトな内容ながらもしっかりとした作りになっています(管理人は STG 超初心者です)。ガソリンの概念があり、走行するだけでなく被弾すると減るので常にガソリンを回収しながらのプレイ。ステージは3つの構成になっていて、1つ目はギャラクシアンのような編隊する敵を倒していくもの(全7ウェーブ)、2つ目は戦場の狼のように画面上に移動しながら敵を倒して進んでいき、3つ目はボス戦。ボスをノーダメージで倒すとライバルが出現し、ライバルを倒すとことで新しい車をゲットすることができます。実績はベースゲームが12個、2024年の2月末にタイトルアップデートが配信され追加実績が5個で2,000Gとなっています。STG が得意な方であれば1時間くらいで実績コンプできるかもしれません。超初心者の管理人でも3時間で実績コンプできましたので。

本タイトルは EASTASIASOFT(@eastasiasoft)さんのプレゼント企画に応募して当選し、いただいたものです。無事に実績コンプできました。ありがとうございました!

攻略サイト ⇒ 作ってません

8. Alfred Hitchcock – Vertigo(202403/27)

アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」を題材にしたアドベンチャーゲーム。謎のめまいに悩まされる主人公・エドと失踪した内縁の妻・フェイと娘・ジェニー、エドの治療に当たるジュリア、事件を捜査するニックらが織りなす極上のストーリー展開は映画さながら。ストーリーはかなり良かったですが日本語がないので7割ほどの理解しか得られず、またゲーム性からアクションが少なく、煩わしい QTE が少々面倒くさく、中盤以降は気になるストーリーでなんとかモチベーションを維持してクリアまでたどり着けた感じでした。ただ、実績的には簡単にコンプ可能ですので気になった方はぜひ。

攻略サイト ⇒ Alfred Hitchcock – Vertigo 攻略

9. EDENGATE: The Edge of Life(2024/03/29)

記憶をなくした状態で病院のベッドで目覚める主人公。病院を抜け、外に出ると災害級のアクシデントが発生したような無惨な光景が広がっており。少しずつ記憶を取り戻しながら何があったのか、原因は何だったのかを探っていきます……というワクワクするようなストーリーにもかかわらず、2,3時間でクリアできてしまうプレイであり、何も起こらず何も解明されないまま終わってしまう。開発が何を伝え、何をしたかったのかも解らないままスタッフロールに入ってしまうので非常に困惑する作品になっています。実績は10個と少なく、アイテムを収集すれば実績コンプできてしまうので、ゲームプレイ目的ではなく実績目的のプレイを推奨します。もちろん、安売りされたときだけ。定価で買ったらがっかりすること請け合いです。

攻略サイト ⇒ EDENGATE: The Edge of Life 攻略

10. Secret Agent: Cold War Espinage(2024/04/08)

アメリカとソ連の冷戦時代、1969年が舞台のスパイを題材にしたアクション&アドベンチャー。主人公エージェント49を操作してパリ、ソビエト連邦、ニューヨーク、東京など、世界を股にかけてスパイ活動を行います。ポリゴンで描かれたキャラクターはあまり好みではないけれど、ライトなゲーム性を考えればむしろこのくらいの描画で良かったと思います。最終ミッションの舞台だけ「なぜそうなった?」という感じでしたが、ストーリーに矛盾やものすごい飛躍はなくしっかり作られていた印象を受けます。Xbox の販売ページには日本語ありの表記でしたが管理人の環境では日本語はありませんでした。残念。実績は50個とやや多め。タイトルアップデートにより20個追加になりましたが、総じて実績コンプ難易度は低く、肩の力を抜いて楽しみながら実績コンプできる内容になっています。個人的にはオススメのタイトルです。

攻略サイト ⇒ Secret Agent: Cold War Espinage 攻略

11. El Hijo: A Wild West Tale(2024/04/25)

西部開拓時代に同盟を組んだ修道院、盗賊、騎兵隊に捕まった母親を助け出すため少年エル・イホが奮闘するステルスゲーム。Velvet Assassin のような決まった場所を行ったり来たりする敵を避け、見つからないようにしながら潜行していくタイプのゲーム。敵の動きは緻密なロジックでプラグラムされており、かわいい見た目とは裏腹にステルス難易度はわりと高め。最終的には5種類になるガジェットや見つからない影などを駆使しながら一つひとつ確実にクリアしていきます。実績は23個とやや少なめ。ですが、簡単に短時間でコンプして次のゲームへ……という類ではなく、15~20時間はかかります。ただし、実績コンプ難易度はそこまで高くありません。鬼門は「全レベルで捕まえられずにクリア」でしょうか。最後のレベル29のトロッコには辟易としますが、要忍耐&要リトライで乗り切って実績コンプしましょう。実績トラッカーまわりも不安定でサブタグで様子見プレイしたときトラッカーが死亡して解除できない実績が1つありました。そこだけ注意すれば、ステルス(パズル)が好きな方にオススメです。

攻略サイト ⇒ El Hijo: A Wild West Tale 攻略

12. Sniper: Ghost Warrior Contracts 2(2024/06/03)

レイヴン再び。凄腕スナイパーとなって中東の架空の地域で活動を行う武装集団Kuamar を壊滅させる FPS とステルスが融合されたゲーム。中東の雰囲気をしっかり描いている美麗なグラフィック。Hitman を彷彿とさせる敵の行動ロジックを把握して静かに周囲にバレないよう暗殺目標を排除したり、機密データを盗んだり、ウイルスをアップロードしたり。本作では長距離狙撃ステージが追加になり、1,000m 以上離れたところにいる暗殺目標を排除できるようになりました。チャレンジの数も増え、より完璧なプレイを目指して試行錯誤することがとても楽しいゲームになっています。実績は43個とやや多めですが、全体的に実績コンプ難易度は低め。ただし、相応に時間がかかりますので本腰いれてプレイすることになります。管理人は追加ステージ(実績なし)までしっかりプレイして70時間超え。今年一番ドハマリしたゲームだと思います。周囲にバレることなく静かに敵を排除していくことに楽しさを感じる方にはオススメです。

攻略サイト ⇒ Sniper: Ghost Warrior Contracts 2 攻略

13. BROKENMIND(2024/06/11)

タイトルアップデート2が配信され、5個・1,000G が追加されました。タイトルアップデート1と同様にゲームを起動してデータをロードするだけで実績コンプとなりました。新規でゲームをプレイする方には楽しめるアップデートだけど、クリア済みの方には面白味はないですね(数秒で実績コンプできる ”旨味” はあるけどさ)

攻略サイト ⇒ BROKEN MIND 攻略

14. The Sinking City(2024/7/10)

クトゥルフ神話を題材にしたアクション・アドベンチャー、TPS。オークモントという架空の都市が洪水に見舞われ、その原因が海底深くに眠る ”クティゴンナール” という存在。自らも幻覚に悩まされる主人公のチャールズ・リードはオークモントの洪水と幻覚の原因が同じであることを突き止め、それの解決に向かうあというストーリー。クトゥルフ神話系なので陰鬱で重苦しい雰囲気が漂い、苦手な方はきついかもしれません。「心の眼」という特殊能力を駆使して事件現場の過去を知り、警察署等の資料から目標地点を探すパートはよく出来ていました。TPS 部分もそれ専門のゲームではないとしても及第点。個人的に残念だったのは武器弾薬を素材からクラフトするため、基本的に弾薬を温存することを強いられた点。素材自体が潤沢に入手できるものではなく、したがって弾薬をできるだけ使わないプレイになってしまったのは窮屈でした。5種類ある銃器の出番があまりにも少なかったですね。同じクトゥルフ神話系の Call of Cthulhu よりは遊びやすかった。

攻略サイト ⇒ The Sinking City 攻略

15. Remoteness(2024/07/18)

隕石が落下したニューヨークが舞台の FPS,アクション・アドベンチャーゲーム。隕石が落下後、街にはモンスターが溢れ出し、その現状を変えるため主人公はサポートドローンのハンナとともに荒廃した街の探索に出るというストーリー。まず極めて悪い操作性(特にカメラとジャンプ)が開始直後から気になり、それはクリアするまで解決することはありませんでした。また、サバイバル感を出したかったのでしょう、「喘息ゲージ」という時間とともに減るゲージがあります。このゲージがゼロになると死亡するため、地下鉄で取引されている喘息薬を常に携帯していないと満足に探索も出来ず、しかしゲーム開始すぐに喘息薬はゼロの状態&喘息薬を交換するには電気エネルギーが必要。電気エネルギーはホットスポットコンピューターをハッキングしないとダメ。ホットスポットコンピューターは敵が守っているので武器が必要……といった具合にまったく探索できません。申し訳程度に搭載されているマップもほとんど機能せず、メイン/サブの目標も大雑把過ぎてどこに向かえばよいのか解らない。おそらく大多数のプレイヤーが序盤で中止したのではないかと思われます。それくらい酷い。いわゆるクソゲーです。ただ、実績 ”だけ” は問題なく解除されるため、我慢できる実績厨の方はギリギリプレイできるかなという感覚。2024年で個人的ワースト、KOTY 候補最有力です。実績目的でもプレイはオススメしませーん。お金と時間の無駄。

攻略サイト ⇒ Remoteness 攻略

16. The Forbidden Arts(2024/08/02)

PS2 時代のゲームを彷彿とさせるアクション・アドベンチャー、プラットフォーマー。パイロマンサー(炎の魔術師)としての素質があるフェニックスがその能力を解き放ち、世界をリセットしようと目論むネクロマンサーを倒すまでの物語。3D エリアと 2D エリア(横スクロール)の構成になっていて、2D がメインのゲーム。剣攻撃、ファイアーボール、ダブルジャンプなどプラットフォーマーの要素は押さえてあり、シンプルなゲーム性。ただ、ボタンの反応が悪いときが結構あり、無駄にミスが増えることもありました。そして、本作は言い方を変えれば ”The 単調”。残念ながら、たらい回しのお使いゲームに終始していて、どこへ行っても解決することはなく、次のエリアへ向かわされるだけ。その単調さに少しのエッセンスを入れたつもりなのが「初見では攻撃方法が解らないボス戦」と「必ず1個は意地悪な場所に配置してあるゴールド(収集品)」。個人的にはエッセンスになっていなくて、中盤以降はイライラするだけでした。実績は66個と多いですが、敵を◯◯体倒すのような、似たような内容の実績ばかりなので、あまり意識せずプレイしていても解除されていきます。プレイ開始時は良かったのですが、終盤は結構しんどいプレイでしたね。何かの合間にプレイするならいいかもしれません。

攻略サイト ⇒ The Forbidden Arts 攻略

17. 35MM(2024/08/13)

パンデミック(プランデミック)により世界人口が激減した世界でたまたま出会った2人が主人公(ペトロビッチ)の目的地を目指す in ロシア。ジャンルはアクションアドベンチャーにはなっているが、どちらかというと ”ウォークシミュレーター” 寄りのゲーム。システムや操作方法について色々と説明不足なところが多々あり、また本作の肝であるマルチエンディングの回収に関するロジックが非常に複雑で何度プレイしても狙ったエンディングに到達できないストレス MAX なゲーム。何度も繰り返しプレイすることを前提に作られているのにカットシーンと会話シーンがスキップできないのもイライラの種。慣れれば1周2時間かからずにクリアできる点、実績はちゃんと解除される点(狙ったエンディング実績は除く)、個人的にはストーリーというか ”偶然に出会った2人がまさかそこでつながってるの!?” という結末が好きでした。何周もしてエンディングのロジックは解明したので、周回少なく安全に実績コンプしたい方は拙サイトをご利用ください。

攻略サイト ⇒ 35MM 攻略

18. Secret Agent: Cold War Espionage(2024/08/20)

今年4月にタイトルアップデート1の分まで含めて実績コンプしていましたが、8月中旬にタイトルアップデート2が配信され、16個・1,000G が追加になったので慌ててプレイ(慌てる必要ないのにね笑)。新しく「ミッション8」が追加になり、KGB 本部に潜入して最高国家機密のファイルを盗むのがお仕事。実績はすべてミッション8内で解除できるものになっており、1時間もあれば再コンプ可能です。短い時間でしたが楽しめたタイトルアップデートでした。もしかしたら今年中にタイトルアップデート3が来るか?

攻略サイト ⇒ Secret Agent: Cold War Espionage 攻略

 

19. S.W.A.N.: Chernobyl Unexplored(2024/08/28)

S.W.A.N.(名前のない症候群)の治療と研究を行っていた研究所に救助隊員として派遣された主人公がそこから脱出を目指す、ホラー要素ありの一人称アドベンチャーゲーム。人気(ひとけ)のない謎の研究所ということで怪しい雰囲気や患者の幽霊など気持ち悪い表現は抜群でした。研究所内の探索&謎解きだけでなく、記憶の荒野という簡素な FPS ステージがあったり、暗視ゴーグルに似た「ナディアフィルター」というガジェットを装着して普段は見えないアイテムを探したり、色々と盛り込まれています。ただ、全体的に説明不足な点と日本語オプションがないために会話やストーリーがちんぷんかんぷんな点が残念でした。ちなみに日本語がないからプレイできないということは一切ありません。360時代の北米版やアジア版をプレイしていると思えば問題ありません。収集物が多かったり、イースターエッグ系実績がちらほらしていたりしましたが実績コンプは簡単な部類に入ります。オススメ!とは言えませんがレビュー記事やプレイ動画などを観て思うことがあればプレイしてみてくださいっていうレベルのゲームでした。

攻略サイト ⇒ S.W.A.N.: Chernobyl Unexplored 攻略

20. 41 Hours(2024/09/12)

サイボーグとなった元妻(レア)を探しながら、謎の人物「デミアージ」を倒す物語。FPS とアクションアドベンチャーが融合したゲーム。主人公のイーサンは3種類のアビリティ(クローク/スロー/テレキネシス)を駆使しながら進みます。全11章仕立て。あまり詳しく表示されない目標を達成するためにオープンワールド風な無駄に広いマップを奔走(右往左往とも言う)することになります。イーサンが使えるアビリティがわりと優秀であり、やや操作性に難はあるものの FPS としても普通にプレイできるのに、章をクリアするための目標が大雑把なのがかなり足を引っ張っている印象。最初はいいんですけど物語が進んでいくと ”面倒くさい” が先に出てきてしまうのが難点。実績は28個ありますがストーリー系、キル系、収集系のみなのでコンプは簡単です。ただ、条件を満たしていなくても解除されてしまう実績がいくつかあり、そのあやふやさをもう少しちゃんとして欲しかったな、と。次やるゲームがない場合だけに起動するゲームです。正直、大したことなかったです。

攻略サイト ⇒ 41 Hours

21. Serial Cleaners(2024/10/12)

殺害現場を掃除する Serial Cleaner の続編。今回は Serial Cleaner「s」となり、3人の仲間が増えました。行うことは前作と同様に殺害現場の死体、血痕、証拠品を片づけるというシンプルなものですが、全24のミッション( DLC 含む)はひとつとして同じ構成はなく楽しめました。配置される敵(警察官など)に見つからないように現場をクリーニングする緊張感は健在で、各キャラクターの個性を活かしながら、またミッションによっては仲間と交代することもでき、単調なのに没入感の高いプレイが可能です。有料の DLC(990円)は4ミッションと6個の実績が追加されており、本編と比較して最低難易度でも歯ごたえがあります。実績は本編分がかなり温い反面、DLC の1個だけがかなり難しかった。ゴールド評価を獲得するために指定されたタイムより早くクリアする必要がありますが、これがかなり厳しかったですね。本作をプレイする予定のある方は DLC 実績にご注意ください。しかしながら、全体的には非常に好感の持てる作りになっております。オススメです(*^ω^*)

攻略サイト ⇒ Serial Cleaners

22. Quintus and the Absent Truth(2024/10/23)

元音楽家のアランとネズミのクイントゥスがタッグを組み、行方不明になった娘を探すアクションアドベンチャー。一人称視点。姿形がまるで異なる二者の特徴を活かしながら探索していきます。二者のキャラを随時交代しながら探索するゲームだと思っていたのですが、実際にはそれぞれが探索する章やパートが決まっており、そこは個人的に残念な点です。謎解きが一部ありますが頭を悩ますことはなく直感的に解ける内容は良かったです。全体的に非常にライトな作りになっていて全4章をクリアするのに数時間もあれば十分でしょう。実績もすべてストーリー実績となっているので取りこぼす心配はまったくありません。次のゲームまでの ”つなぎ” としてサクッとクリアしてはいかがでしょうか?

攻略サイト ⇒ Quintus and the Absent Truth

23. FOBIA St. Dinfna Hotel

ブラジルに実際にある自治区「トレーゼ・チーリアス」の廃ホテルが舞台の一人称視点のホラーアドベンチャー、FPS。バイオハザードに影響を受けた系のゲームです。謎の事件や事故が多発することを知ったロペスが主人公。廃ホテルの作りが半端なく、メトロイドヴァニア風にアイテムを駆使して進路を作っていきます。制限のあるインベントリ、管理が必要な弾薬と体力、多数のパズルを解きながら廃ホテルで起こった謎と秘密、その起源まで遡っていく、わりとスケールの大きなストーリーも魅力的でした。没入感がかなり高く、無理なく実績コンプもできますのでかなりオススメのタイトルです。

攻略サイト ⇒ FOBIA: St. Dinfna Hotel

24. Hidden Cats in London(2024/11/22)

ロンドンの街並みに隠れた「にゃんこ」を見つける探し物ゲーム。「ノーマルモード」と「アドバンスドモード」と「ボーナスレベル」があります。ノーマルモードは固定された場所に隠れたにゃんこを100匹を見つけるモード。アドバンスドモードはランダム生成された隠れ場所にいる150匹のにゃんこ + 8匹のスペシャルにゃんこ + 16人の住民を見つけるモード。ボーナスレベルは6ステージあり「アドバンスドモード」に隠れたスペシャルにゃんこを見つけることでステージがアンロックされる仕組み。間違い探しと一緒で嵌まるとなかなか見つけられないこともあるけれど、それは逆に言えば時間をかければ見つけるということ。運も少なからず必要ですが、総体的には簡単なので暇つぶしや次のゲームのつなぎにオススメです。

攻略サイト ⇒ 作ってません

25. El Paso Elsewhere(2024/12/05)

とある3階建てのホテルに地下50階があるという。主人公ジェームズが女ドラキュラを倒すために地下を1階ずつ攻略しながら下りていくアクションシューター。Max Payne 2 を彷彿とさせるアクションとモーションはなかなか良き。出撃前の設定をいじることでスローモーほぼ使い放題、弾薬・鎮痛剤無限など、かなり快適な(人によっては非常にぬるい)ゲームプレイが可能になります。もちろん設定をいじっても実績解除に支障はありません※一部の項目をいじると敵が無敵になるバグがあるのでそこだけ注意。各 Chapter は短時間でサクッとクリアできる手軽さがある反面、地下50階まで長くて退屈なのでそこを理解できれば、まぁまぁなタイトルだと思います。

攻略サイト ⇒ El Paso Elsewhere

26. Tintin Reporter – Cigars of the Pharaoh(2024/12/21)

タンタンの物語の第4作目「ファラオの葉巻」を題材としたアクションアドベンチャーゲーム。エジプトを主な舞台とし、ひょんなことから巻き込まれた麻薬の密輸組織を解体するために奔走します。丁度よいパズル、緊張感のある QTE、カーチェイス、飛行機パートなど、様々なジャンルが盛り込まれています。実績は丁寧にプレイすればゲームクリアと同時に実績コンプできますが「一度もミスすることなくクリア系」が人によっては面倒に感じますし、失敗したときにやり直すとスキップできないカットシーンが挟まるので体感時間も遅くなる原因になっています。しかしながら日本語オプションがないためにストーリーがなんとなくしか理解できず、長ったらしく退屈な QTE が台無しにしている感があり、全体としてみればあまり面白くない作品に仕上がっていました。

攻略サイト ⇒ Tintin Reporter – Cigars of the Pharaoh 攻略


はい、ここまでお読みくださりありがとうございました。

タイトルアップデートなどにより重複するタイトルはあるものの、今年は26本を実績コンプしました。概ね、月平均2本強の実績コンプということですね。歩みが遅いですが、がんばった方だと思います。

TA の記録によりますと、今年は以下のようになります。

  • 642個の実績を解除
  • 27,525 G を上乗せ
  • 24本のゲームをプレイ(内、新規は22本、実績コンプは24本)
    • 26本をプレイしたのは確かですが、TA では重複したものは除外されているようです

普通ゲー、微妙ゲー、クソゲー、GOTY 候補ゲーと今年も様々なタイトルに触れましたが、個人的 GOTY は以下になります。

  • Sniper: Ghost Warrior Contracts 2
  • Serial Cleaners
  • FOBIA: St. Dingna Hotel

1本に絞れませんでした。ごめんね(^_^;)

3タイトルはどれもオススメです。気になっている方がいたら、ぜひ来年プレイしていただけたらと思いますね。

実績コンプだけでいうと「Sniper: Ghost Warrior Contracts 2」が面倒臭いですけど、時間はかかるだけでコンプは簡単っていうやつですので無問題です。

***

今年は念願かなって30万Gを達成できた年になりました。達成後は勢いがなくなりましたけど(^_^;) とりあえずは35万Gを目指してほそぼそとプレイしていきます。今年と同じペースでいった場合、35万G達成は2026年になりそうですので、焦らずのんびりやっていこうと思います。

「どうしても攻略コンテンツを作りたくなってしまう病」に罹患しているため(笑)、余程のことがない限りは自分のプレイの軌跡という意味も込めて攻略コンテンツを作成してしまいます。コンテンツ作成には画像や動画の編集も入ってますから、年間で24本はかなり頑張っている方だと自負しています(2タイトルは攻略コンテンツを作ってません)。

それに加えてブログの更新もありますので、余計にプレイできる時間が少なくなるのは致し方ないことなのかなと。ブログは書き方を簡略化したい!と考えながら、結局は今年も簡略化することができず。来年は簡略化したいなぁと考えてます。実行できる年にしたいですね。

あとは旧攻略サイトの件。サイトとして生存はしているけれど、手入れはほぼしておらず、面倒くさい人からのコメント対応もほんと面倒くさいのでなんとかしないとなぁと考えていて。来年は時間を作って、現行の攻略サイトに少しずつ移行しようかなとも考えています。なお、全部のタイトルは無理なので、現在まだ訪問者があるページに限定しようかなと。かなりやりたくないですが、本当に少しずつやっていこうと思います。

今、これを書いている現在、実は少々バーンアウトシンドロームっぽい感じになっていて。正月休みを挟めば多分大丈夫だと思いますが、回復しない場合は年始から低速スタートとなります(^_^;) 1月1日にエントリーすることはありませんが、予定では1月6日頃に2025年最初のエントリーをと考えています。ですので、そこを過ぎてもエントリーがない場合は……お察しください。

最後はネガティブなことを書いちゃいましたが、今年も一年、ブログおよび攻略サイトをご訪問・ご利用くださりありがとうございました。ちょっと来年はどうなるか解りませんが、亀よりも遅い歩みで少しずつやっていきますのでよろしくお願いいたします。

それでは皆さま、よいお年を~(*^ω^*)

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コメント(2)
  • 2. しゅりすけ(管理人) 管理者

    >>1
    ホブヲさま
    コメントありがとうございます。そしてあけましておめでとうございます!
    Sniper Ghost Warriors 2 はじっくり取り組めるのでオススメですよ。
    今年はぜひ Xbox に触れてみてくださいね!

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  • 1. ボブヲ

    なかなか読み応えありました!個人的にはスナイパーのゲーム面白そうでした!グッジョブしゅりさん!

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